ユニバーサルデザインの10要件

UDの基本要件(UDに必須な要件)のチェック項目と考え方

・価格妥当性(affordability)

●UD製品の価格が適正である。
 CHECK24:UD製品の価格が使い手の納得できる価格である。
 CHECK25:作り手にとって適正利潤が確保できる。

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CHECK24:UD製品の価格が使い手の納得できる価格である。

使い手が納得できる価格とは、UD製品の性能や品質に見合っている価格であること。できるだけ多くの人が入手できるリーズナブルな価格であること。LCC(ライフサイクルコスト)が考慮されていてランニングコストや廃棄処分に要する費用も抑えられているような工夫がされている等の条件があります。

CHECK25:作り手にとって適正利潤が確保できる。

適正利潤を確保するためには売れる製品を作らなければなりません。使い手のニーズをつかむために使い手の意見が反映され、かつ、マーケット調査等で市場規模を予測し売れる価格の根拠を明確にしておく必要があります。さらに設定された売れる価格で利幅を確保するためには、UD製品に必要な機能が明確になっていて、原価コスト低減のための検討が十分になされている必要があります。