ユニバーサルデザインの10要件
UDの基本要件(UDに必須な要件)のチェック項目と考え方
●うっかりミスや危険につながらないデザイン
【原則5(UD7原則中。以下同じ)】
CHECK1:うっかりミスを防ぐ工夫がされている
CHECK2:ミスしても危険につながらない
CHECK3:ミスしても簡単に元に戻せる
●人体に害がない
CHECK4:人体に有害な物質を使用していない
うっかりミスを防ぐためには、どのような使い方をしてもミスや危険にならないように配慮されている。また、誤った使い方をしそうになった場合に危険やミスを事前に気づくようになっていることが必要です。
うっかりミスをした場合に危険につながらないためには、ミスをした時に警告を発しミスに気づき危険につながらないようになっている。また、自動的に停止し危険につながらないようになっている等の配慮が必要です。また、ミスが危険に直結するような場合には、ミスしても安全なようにフェイルセーフ機能を付加しておくことも必要です。
ミスをした場合に元に戻せなかったり、復旧に時間がかかるようでは使い勝手が悪くなります。ミスしたときに簡単に元に戻せることも重要な要素です。
触ったり舐めたりは勿論、空気感染も含め人体に対して有害な毒性がないことは重要です。また、接触アレルギー、食物アレルギー、気道アレルギー等のアレルギーに対しても配慮されている必要があります。